【ごく一部の人向け】オペラグラス比較

※情報が古くなったので2021年版更新しました。

宝塚のオペラグラス2021【キャトル公式/劇場レンタル品】 - 常に小走り

 

↓以下は2018年1月に書いたものです。

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観劇やライブのお供、オペラグラス。

約1年前に新しいのが欲しいなと思って調べたこととかのまとめです。無駄に長いのでとにかくスペックを見たい方は末尾の比較表をどうぞー。

 

改めましてこんにちは、アルフィーを中心にライブや観劇を趣味としてきた蛙田です。

とは言えオペラグラスはプラスチック製で折りたたみのやつしか持っていませんでした。舞台の内容や座席によっては劇場のをレンタルしてしのいできました。

f:id:sayakaloe:20180115002246j:image高校生のときにキャッツシアターで買ったプラスチックのやつ

 

転機になったのは2014年、初めて宝塚歌劇を観たとき。

2階席だったのだけどもうあまりに凄くて、もっとはっきり見たい!と幕間に劇場内のショップに駆け込んで公式のものを買ったのでした(劇場でレンタルしているものもあるのにわざわざ買うあたりが勢いを物語っている)。

その後はこの公式オペラグラスを手に何度も宝塚を観るようになり、またアルフィーのライブにも使ううちに、よりはっきり見えるのが欲しくなり、色々調べた次第です。わー前置き長ーい。

 

以下のものについて書きます。スペック比較は末尾にあるよ!

  1. 宝塚歌劇オフィシャルショップ キャトルレーヴで販売されているもの
  2. 宝塚大劇場/東京宝塚劇場でレンタルしているもの
  3. ネット上で評価が高い、日の出光学のもの
  4. THE ALFEE公式通販で売っているもの

 

素人考えだと倍率が高い方がいい!となりがち(わたしがそうでした)だけど、ざっくり言うと倍率が高くなるほど、視界が狭く、暗くなる。倍率と視界を両立させようとすると本体が大きく重くなり、長時間の観劇には不向きです。

かなり動くライブでも使いたいし、わたしが肩こり持ちなこともあり、「軽さ」はかなり重視しました。

 

その1:キャトルレーヴ公式オペラグラス

前述の通り、スペックなどろくに見ず勢いで買ったやつ。

f:id:sayakaloe:20180115004103j:image

http://shop.tca-pictures.net/tcaonlineshop/goods/index.html?ggcd=0401590000003&_ga=2.232610463.1410821182.1515939117-199785649.1515939117

落ち着いたピンク色で、「TAKARAZUKA REVUE」の文字と組マークが入っててかわいい。

元モデルはミザール CB-202

製品詳細|天体望遠鏡などの光学製品メーカー 株式会社ミザールテック

倍率は8倍、キャトルの価格は2700円。150gと軽くコスパも良い。

見え方はそこそこ。あと、劇場内で曇りやすい気がする。

 

その2:宝塚大劇場/東京宝塚劇場でレンタルしているもの

劇場では1回500円+保証料5000円でレンタルできる。(保証料5000円は返却時に戻ってくる。しかも新札で!)

こちらはVixen アリーナ H8×21WPというモデル。

Vixen 双眼鏡 アリーナ H8×21WP | ビクセン Vixen

宝塚の組カラーと同じ5色展開で、それ故に宝塚ファンとしては何色を買えばよいか悩ましくもある。

ちなみに劇場のは劇場名がプリントされており、ちゃんと公演中の組に対応した色のものが貸し出されるという芸の細かさ。

(余談だけど、東京宝塚劇場近くのビックカメラ有楽町店では該当色の見本に「○組公演中」のPOPがつく。主要なハコの客席から舞台までの距離の一覧表も掲示されてて、客層分かってるなーと感心する)

販売価格は4600円くらい。連れがレンタルしたのでキャトル公式のものと比べて見たことがあります。倍率は同じ8倍だけど、こちらの方はマルチコートのレンズなので見え方がクリア。どっちを買うかはお好みで。

Vixen 双眼鏡 アリーナHシリーズ アリーナH8×21WP グリーン 13504-2

 

その3:日の出光学 ヒノデ 6×21-N1

結論から言うと、これを買った。

f:id:sayakaloe:20180115011425j:image

 http://bino.hinode-opt.jp/item/n1_621.html

とにかく明るくて軽い!

 何かいい機種ないかな〜とネットで検索したらこちら↓の記事を見つけたのだった。

オペラグラスの選び方|はじめましての宝塚

それでメーカーの公式ページを見たら、とにかく熱量が凄かった。

見え方の違い(劇・ミュージカル・歌舞伎編)|双眼鏡にこだわるあなたに、日の出光学

同じシリーズで倍率5倍、よりハイスペックな 5×20-A4も気になったけど、155gの軽さが決め手に。

購入から約1年、東京宝塚劇場の2階最後列や横浜アリーナなどで活躍してくれました。

さすがに「B席もSS席並み!」とはいかないけど(B席だと大階段の上が見切れるしね)、肉眼ではわかりにくい表情とかよく見えます。

軽いので首からさげたまま、フラレボ(※アルフィーのライブでめっちゃ盛り上がる曲)で飛び跳ねてもオッケーだったよ!

倍率6倍だと、誰かを追っていてもちゃんとその周りも視界に入るので全体の進行を追いやすく感じます。ライブで飛び跳ねたりせず観劇メインであれば、より明るい5倍の方がよいかもしれません。ただ、ここぞという時、推しをガン見したい!!となるので、サブとして10倍くらいのも欲しい今日この頃です。具体的には桜井賢の胸毛を見たい。 

双眼鏡 ヒノデ 6x21?N1 (ピンク)

双眼鏡 ヒノデ 5x20?A4 (ブラウン)

*2020.9追記:その後5倍を購入、観劇はこちらがメインになりました。

 

 で、気になってる10倍のものがこちら↓

 

その4:アルフィー公式通販限定 「DISTANCE」

商品詳細

たとえ500マイル離れても見えそうな名前。

アルフィーの公式通販サイトでしか買えないオリジナル品なのだけど、商品ページに情報が少ない。わたしの周りに持ってる人もいないし。

スペックや見た目から、元モデルはKenkoのセレス 10×21 CF-S(発売時期を考えると、この前モデルかも)と推測されます。違ったらごめんね。

セレス 10×21CF-S | ケンコー・トキナー

お店でスペックが近いものを見つけて試してみたら良さげでした。どうしよっかなー。

 

 

スペック比較

左から :メーカー、元モデル型番、倍率、口径(対物レンズの直径)、実視界(視野の広さ。大きいほど広い)、明るさ(大きいほど明るい)、寸法(幅×高さ×厚さmm)、重さ、価格

 

1.キャトル公式:ミザール、CB-202、×8、21mm、7.0度、6.8、115×82×40、150g、2700円

2.宝塚劇場レンタル:Vixen、アリーナH8×21WP、×8、21mm、6.3度、6.8、89×73×49、210g、4600円くらい

3.ヒノデ6倍:日の出光学、6×21-N1、×6、21mm、7.2度、12.25、101×77×41、155g、9800円

   ヒノデ5倍:日の出光学、5×20-A4、×5、 20mm、11度、16、104×83×48、266g、13900円

4.DISTANCE:ケンコー、セレス10×21 CF-S、×10、21mm、6.5度、4.41、114×80×40、140g、4800円

 

その他見え方に直結する要素としてはレンズの素材やコート方法があるのですが、メーカーによって表記が違ったりして比較しづらいのでここでは外しました。

もちろん他にもメーカーや商品はあるので、また気になるやつが出てきたら比較したいです。