NINTENDO LABO CAMP記録 その2 ーグッときたポイント
前回→NINTENDO LABO CAMP記録 その1 -オラすっげえワクワクすっぞ! - 蛙の掃き溜めの続きです。
挨拶や説明のあと、ダンボールのシートとSwitch本体が1セットずつ配られて、いよいよ工作開始。
リモコンカーを作ります。
https://www.nintendo.co.jp/labo/play/rc-car.html
グッときたポイントその1:わかりやすいユーザーインターフェイス
ダンボールの組み立ては、Switch本体の動画を見ながら。
この動画がほんとに分かりやすい。アニメーションも簡潔かつ丁寧だし、巻き戻しや早送りも自分のペースで進められる。
7歳児でもすぐに操作を理解して勝手に進めてました。
矢印のタブをみにょ〜んと引っ張るとムービーが動く。「慎重にヨロシク」とか言葉遣いもよくて、流石の任天堂クオリティ。
余談だけど、これだけインターフェイスが分かりやすくて、工作に指先を使って(でも難しくなくて)、ものによっては全身も動かすのって、リハビリテーションや高齢者向けのデイケア施設とかでの活用もアリなんじゃないかって思いました。ちょっと形を変えれば受けそう。
Switchのコントローラーをはめ込んでリモコンカーのできあがり。タッチパネルのボタンを押すと動くのだけど、リモコン「カー」というより「リモコン虫」とか「リモコンどうぶつ」のが感覚的に近い。
グッときたポイントその2:ダンボールキットのクオリティが高い
必要なパーツを切り離すとき、ペリペリきれいに外れる!
折り目もしっかり尽くし、ツメもぱちっとキレイにはまるし、お子様ランチのおまけの紙工作キットとは質が違う。
印刷デザインもパーツごとの色分けがよく考えられていて、間違えないようにする工夫を随所に感じました。
間違えやすいポイントで「形が似てるけど色のついている方を使ってね〜」とかアナウンスが入るから7歳児でも大丈夫だった。
これ試作品ものすごい数あるんだろうなー。数多のダンボールの屍が見える。
グッときたポイントその3:「わかる」って気持ちいい
ニンテンドーラボのコンセプトは「つくる」「あそぶ」「わかる」なのだけど、この「わかる」がキモ。
リモコンカーが動く仕組み自体は本当にシンプルなんだけど、こいつは自動走行もできてしまう。その仕組みをスタッフの方に教えてもらったとき、同じテーブルのグループ全体(親子4組で1グループでした)が「そうなんだ!」となったのが印象的でした。さっそく手持ちの道具を使って動かそうとする子もいたりして、いいぞもっとやれ!って感じ。
この小さな「わかる」の積み重ねが、もっと大きなものでも怯まずに分かろうとする気持ちの原動力になると思う。知りたい、分かりたいという気持ちは人間の本能だ。
わたしはというと、Toy-Conのピアノが事前にサイトを見た限りだと仕組みが分からなくて、さらには現物に触れても全然分からなかった。
https://www.nintendo.co.jp/labo/play/piano.html
音色を変えられたりして、見た目に反してめっちゃ高機能なピアノ
あまりに分からないのでスタッフのお姉さんに説明してもらったんだけど、ええええスゲエエエエ!!あーなるほどなるほどね!!ってなった。あまりに感心しすぎて7歳児ちょっと引いてた。ピアノはすでに組み立てられたものに触れたんだけど、これわたしが自分で組み立てたいわ。
Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit 【Amazon.co.jp限定】アイテム未定 付
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2018/04/20
- メディア: Video Game
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任天堂さんに切実にお願いしたいのは、ダンボールキットだけ別売りしてほしいということ。
壊れたら直す過程も楽しんでねというのは分かるんだけど、このままでは世界中の家庭で兄弟喧嘩が勃発する……。なんならわたしが子供たちとガチバトルしてしまう……。ソフト購入者限定で通販とかでもいいので何卒よろしくお願いします。
→見落としてたけど、サイトにダンボールキットや付属品を別売する旨書かれているとご指摘いただきました。ソフト内に詳細があるらしい。ひと安心。
まだ続く。というか本当に言いたいことはこの後です。
その3→ NINTENDO LABO CAMP記録 その3 -「枯れた技術の水平思考」がプログラミング教育に殴り込む - 蛙の掃き溜め