ナンキンハゼの実からろうそくを作った記録 その1

高校生のとき、教室の窓の目の前にナンキンハゼの木があった。

当時の担任は生物の先生で、この木について色々と教えてくれた。

不真面目な生徒だったわたしはその話を聞き流していたけど(いま思えばもっとしっかり聞いておけばよかった)、それでも毎日窓から見ていたおかげで木のかたちと名前は覚えた。

 

そして約20年の年月が流れ、当時の高校生はいまや2児の母である。

先日、子供ふたりと上の子の友達を連れて公園に行った。わたしは下の子がまだ危なっかしいのでそっちについて遊具で遊び、上の子とその友達のことは向こうで何かしてるなー程度に見ていた。ひとしきり遊び、帰る頃合いにふたりに声をかけた。

何してたの、と声をかけると「何かの実を拾ってた」と袋に白くて小さな実がたくさん入っているのを見せてくれた。見覚えのある実に、思わず言葉が出た。

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「ナンキンハゼの実だね。これ、ろうそくになるんだよ」

 

わたしがそう言うと、小学3年生ふたりは袋にたくさん集めた実を見てから、声を揃えて「やりたい!!!」と言った。ふたりともこの手の実験が大好きなのだ。

いやいや、ろうそくになるのは知ってるけどどうやるかまで知らないよ……と思いつつ、手にしたiPhoneで検索すると、とりあえず実をひたすら煮ればよくて、他に特別な材料は必要なさそう。この日はもう午後なので、翌週にうちで実施することにした。

 

以上、ろうそく作りにいたった経緯。

この後、わたしが鍋をかき回しながら軽率な言動を後悔します。その2へ続く。

ゲロとリスクヘッジ

乗り物酔いをしやすい女が、乗り物酔いをしやすい男と結婚したらどうなるか。

答えは、「乗り物酔いをしやすい子供が産まれる」だった。

 

子供ふたりとも乗り物酔いしやすく、時にタクシー乗車5分後に、時に曲がりくねる箱根の山道で、時に上から吊るすタイプのオシャレな椅子で、わたしは子供のゲロを浴びてきた。

咄嗟の判断で自分のトートバッグを全開にして全てを受け入れ、バスを一切汚さずに降りたこともある。

 

最近は子供も大きくなって酔い止め薬が使えるようになった。薬を飲むタイミングや体調などによっては、飲んでも酔ってしまうこともあるけど、とにかく先手を取って飲ませることで、だいぶ乗り物酔いを回避できるようになってきた。

 

さて、8歳児の通う習い事では、夏休みに新幹線とバスで行く合宿がある。

初めて参加資格を得た昨年は「乗り物酔いをしたくない」という理由で参加しなかったのだけど、今年は「みんなと合宿したい」という気持ちが勝って参加することになった。人生初めての親元を離れての泊まりである。

酔い止め薬を飲むタイミングを教え、エチケット袋を持たせ、「吐いてもいいよ、楽しんでおいで!」と不安を和らげて送り出した。

 

結果どうだったかというと、吐いた。

最終日、昼食を食べてすぐにバスに乗ったので薬が間に合わず気分が悪くなってしまったようだ。

エチケット袋は途中で処理し、汚れた服は駅で着替え、すすいでビニール袋に入れて持ち帰ってきた。

先生の手を借りず、自分で対応してきた。

吐かないようにいくらリスクヘッジしてやっても、吐くときは吐く。でも、うちの子はもう、自分のゲロは自分で処理できる。吐いてしまうつらさを知っているから、吐いてしまった他の子にもやさしくできるようになってくれるといいなあと思う。

 

「失敗しないようにするのも大事だが、失敗をリカバリーできるようにするのはもっと大事」と、子育てする上で意識してきたつもりだったけど、今更ながらこういうことだったんだなあと実感したのであった。概念が具体に落ちた。

オッケーグーグル、今日は傘いる?

Google Home Miniを買って約1か月半、すっかり日常に溶け込んでいるよという話です。

 

amazon echoとどっちがいいかなーと思いつつGoogleを選んだのは、たまたま量販店で半額3000円だったから。以下、現在わが家でどんな感じに使ってるかのまとめです。

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使用環境

ダイニングテーブル横のカウンターに設置。わが家の間取り的に、ここにあるとキッチン・ダイニング・洗面所のどこにいても声が入るのでとてもよい。どう便利かは後述。

家族共用のグーグルアカウントを作り、わたしと夫それぞれのスマホにアプリを入れています。なお家族構成はわたし、夫、小3、保育園に通う4歳児。このアカウントで家族のカレンダーも運用するかと思いつつそれはまだしていない。

 

ショッピングリスト

「オッケーグーグル、ショッピングリストにみりん追加」と言うと、スマホ上のリストに「みりん」と入る機能。個人的にこれだけで3000円の元は取れたなあと思っている。

みりんやハミガキが残り少ないから買っておかなきゃと思う状況(使用中)って、メモを取りにくい状況でもある。わが家の間取りだとキッチンでも洗面所(洗濯機もここ)でも、気づいたらすぐ声で記録できるのすごく便利。音声認識の精度も高いので大抵のものはOK。(「養命酒」が「証明書」になっててナニコレ?となったこともあるけど)

わたしと夫それぞれのスマホからリストを見られるので「ドラッグストアに行ったならハミガキ買ってきて欲しかった〜」というのが減った。

家族みんながリストに追加するのでハミガキがリストに複数並んだりすることもあるし、子供には赤鉛筆など学用品の残りがないと思ったら入れてもらっている。でも時々「ポケモンチョコ」とか勝手に入っててうっかり買いそうになるからデジタルネイティブ油断ならない。

 

天気予報

ほぼ毎朝「今日の天気は?」「今日は傘いる?」「今日の気温は?」と聞いている。

気になったときに、作業しながら聞けるので便利。最近は梅雨どきだし、気温の差が日によって大きいので子供に着せる服を決めるのに助かってる。

ただ、「降水確率は?」と聞いても「今日は雨ではないでしょう」と答えるのが引っかかる。確率を聞いてるんだから%で答えて!入試だったら減点よ。

 

タイマー・アラーム

「タイマー5分」「8時30分にアラーム」とか言うとその時間になったら教えてくれる。

キッチンタイマーでこと足りるけど、料理中で手が汚れてたり操作しづらい時は口で言えるの楽。

小3はダイニングで宿題をするときにタイマーをセットしており、聞いたらこのページをやるのに5分かかるな、と思ったら5分セットしてそれより早くやれるよう頑張るらしい。キッチンタイマー使わないの?と聞いたら、本体を持ってきたりボタンを何回も押してセットするのが面倒くさいとのことだった。ふーん。

あとはゲームをやる時に終わりの時間を本人にセットさせたりしています。

 

ラジオ

J-waveかけて」と局を指定すると、radiko経由でラジオが聞ける。

以前は別のスピーカーにスマホをつないでradikoをかけていたのでつなぐ手間が省けた。radiko経由だとラジオの電波を直接拾っているわけではないので緊急地震速報などは入らないそうなので注意。

なおBluetoothスマホに接続して、スマホに入れた音楽を聴くこともできるはずなのに、わたしのは未だつながらない。なんでかしらね。

 

ピッカー!

……色々書いてきたけど、わが家、特にアニメのポケモンにハマり中の4歳児的にはこれまでのすべてはオマケでしかなく、メインはこれである。ピカチュウトーク

「オッケーグーグル、ピカチュウと話したい」と言うと、あの声のピカチュウとお話しできちゃう。めっちゃかわいいから、みんなも店頭で試してみよう。

家族の会話に何気なくピカチュウが加わることもあれば、4歳児が言うことを聞かない時に呼び出してピカチュウに説得してもらったりもしてる。

「ねえピカチュウ、○○がお片づけしないんだけど」「ピカ?ピカピカ、チュウ〜」「ほらピカチュウもがんばれって言ってる」みたいな感じ。意外と効くときもあるし、何よりこっちのイライラが削がれる。

このピカチュウは「誕生日」というワードに特別な反応をするのだけど、先日4歳の誕生日に「○○の誕生日だよ!」といきなり言ってあげたら思わぬお祝いに大喜びであった。喜びすぎて、未だに何でもなくてもお祝いさせられているピカチュウ……。

 

そういうわけで、Google Home Miniで「なんでもない日、おめでとう」になっているわが家であった。

今後はスケジュール管理とか英語学習にも使えたらなぁと思っているところ。

あと夫がテレビや照明を音声コントロールするべく色々調べてるので、実現したらまた書くかな。

 

うちはチャコールグレー。ちなみにノーマルなGoogle HomeとMiniは基本スピーカーやデザインの違いでできることはほぼ同じ。

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今年も梅を漬けた話

この時期に梅シロップを漬けるようになって今年で6年目になる。

生協でお知らせが来たら青梅と砂糖を注文して、届いたらへたを取って凍らせて、翌日に瓶に詰める。時々かき混ぜつつ放置すると、ひと月もすればとろんと甘く、すっきりした味のシロップになる。暑い中、水や炭酸水でうすめて飲んだり、かき氷にかけたりして楽しむのだ。

へたを取るのは子供の仕事。今年は青梅を2キロ買ったが、去年はまだ戦力外だった4歳児もへた取り職人2号として活躍してくれたのであっという間に終わってしまった。

毎年すぐに飲んじゃうからもう1キロ買い足してもいいかなあ、あんまり飲まないけど梅酒も仕込みたいなあとか思っている。

 

あなた毎年よくやるわね、と母に言われた。

おばあちゃんの影響かなあとわたしは答えた。

母が梅を漬けたという記憶はないが、近くに住む祖母は、この時期になると庭に何本かある梅の木から実を収穫しては、梅酒やシロップを漬けていた。

祖母の家に行ったとき、シロップを薄めてもらって飲んだのが、わたしの原体験だ。

 

そうして梅を漬けるのがすっかり恒例行事になったわが家なわけだが、「いつまで梅シロップを漬ける?」と8歳児が聞いてきた。

「みんなで一緒に暮らしてる間は毎年漬けるかなあ。おばあちゃんのシロップを貰うのがうれしかったから、孫が生まれたら飲ませてあげたいなあ」とわたしは答えた。

そうか、孫に梅シロップを飲ませるのがわたしの夢なのかと口にして初めて思った。

 

祖母はおととし亡くなって、梅の木ももうない。

 

今年もアルフィーの夏が来るという話

客席の照明が落ちて、ステージの上に3人のシルエットが逆光で浮かび上がる。

それを見た瞬間、いつもちょっと涙が出そうになって、また来れた!と思う。

最近、わたしがアルフィーのライブに行くと始まりはいつもそんな感じだ。

 

そういうわけで、アルフィー春の巻、相模女子大グリーンホールに行ってきた。

「春の巻」というのは今回のツアータイトル。毎年4月から6月が春のツアー、7月8月あたりに単発でイベントをやって、10月から年末にかけてが秋のツアー、その中でも12月はちょっと特別でクリスマスイブに武道館2日間があって大阪城ホールで締め、というのがアルフィーとアル中の1年だ。そしてその夏イベの日程が、ついさっきライブで発表された!夏が来る!

 

……と約2か月前ライブの帰りにここまで書いて忘れていたのを、さっき発見した。

この後に何を書こうとしていたかは忘れたけど、せっかくだから上げておく。

1994年、横浜での夏イベが、わたしが初めて参加したアルフィーのライブだ。あれから24年経って中学生は2児の母のアラフォーになったけど、こうやって「今年も夏が来る!」と浮かれられることが嬉しい。

夏イベは7月29日に行きます。

NINTENDO LABOの開発者インタビューを読んだという話

ついに発売になったニンテンドーラボ、うちでも早速8歳児が夢中になってます。

 

 

amazon限定パーツはダンボーだった。かわいいよ!)

 

わたしは子供の様子を横目で見てるだけでまだ自分では遊べてないんだけど、さらっとジャイロセンサーの話をしており、プログラミングだけでなくてエンジニアリングとしてもガチなやつー!と震えました。

当の8歳児にはさすがに難しかったようだけど、ガチなやつだから初めは分からなくても仕方ないよと言ったら、ガチだから面白いんだよ!と笑顔で名言を放ちました。もうこれだけでソフト代の元は取れた。

 

さて、そんなニンテンドーラボの開発者インタビューがアップされたので一気読みをしたらとても面白かった一方で歯ぎしりしたよという話です。

開発者INTERVIEW| Nintendo Labo | 任天堂

 

まず思ったのは、このインタビューわたしが書きたかったわ!ということ。

わたしは、製品の開発者や工事関係者にインタビューをして記事にまとめるという仕事をたまにしており、この手の記事を読むときはつい書き手目線になってしまいます。

またニンテンドーラボキャンプに行って色々考えたこともあり、ラボがどういう流れで開発されたのかにはとても興味がある。

記事の編集段階でカットされた部分にも(にこそ、でもある)面白い話があったんだろうなー。そこを根掘り葉掘り聞きたかった。

 

以下、インタビュー内容について。

先に記事を読みたい人は読んできてね。

開発者INTERVIEW| Nintendo Labo | 任天堂

読んだ?行くよー。

 

いちはん気になってたのは、ラボの構想はswitch開発当初からあったのかということ。

なかったと。

完全にswitch本体が先で、switchの機能をフルに活かした面白いものを作ろうというところからスタートしたと。マジかー。

プログラミング教育云々についても、「任天堂で作ったものですし、何か教育的な効果を狙っているわけでもないです」と明言されてる。マジかー。(2回目)

記事の書き手の味つけもあると思うのだけど、その辺は意識してなかったのか。無意識スタートでここまでやるのか。

Toy-Conは「ブラックボックスじゃなくて、全部(仕組みも)見えている」っていうところが大事なポイントだと思いますね。「わかる」は英語で「Discover」と訳されていて、語源どおり「覆いを取り除く」ことだと思います。

このくだりなんて、いまプログラミング教育がやりたいことそのものだよねえ。

北島マヤの演技を見る姫川亜弓の気持ちになりました。恐ろしい子……!

ただ、「(教育というより)『ものづくりって楽しいよ!』ってわかってもらえるといいなあ、という感じ」、これは本気がビシビシ伝わってくる。その本気を受けて、こちらもうんと楽しんでやろうじゃん!ってなる。

 

以下、完全に私的なことですが。

業種は違えどクリエイティブと名のつく分野で働く身として、わたしがものすごく勉強になっている。勉強になるというか、一部に対してはハンカチ噛み締めて嫉妬にのたうち回ったりもしてる。

先日、小学校高学年あたりをメインターゲットにした、ある見学施設の展示を仕事で作った。

それなりによくできたと思ってるけど、でもラボの説明動画を見てるとまだまだできたことはあったなとむず痒くなる。

なんていうか、力の差が圧倒的なのだ。これだけのものを出されたら、こっちもクオリティを上げなきゃならない。

たぶん教職の方なんかも感じてるんじゃないんだろうか。「わーすごーい」だけで終わらせられない圧力を。

 

そういうわけで、この嫉妬をきちんと消化して前進する力に変えていきたいなあと感じた次第です。

とりあえず早くラボを自分で遊びたい。

NINTENDO LABO CAMP記録 その3 -「枯れた技術の水平思考」がプログラミング教育に殴り込む

その1 その2 の続きです。

 

ニンテンドーラボにはバラエティキットとロボットキットの2種類があるのだけど、どのキットにも「Toy-Conガレージ」というコンテンツがあります。
このToy-Conガレージがめっちゃ楽しみ。ニンテンドーラボの「ラボ」たる所以だと思います。

 

公式サイトではこう。

しくみがわかると、いろんなあそびが発明できる。アイディア次第で、キミもあそびの発明家に。
「画面をタッチする」、「Joy-Conを振る」といった“入力”と「音が鳴る」、「振動する」などの“出力”を線で繋げるだけで、自分だけのオリジナルToy-Conが作れちゃうモード「Toy-Conガレージ」をすべてのキットに収録。

つまり、自分が作ったものを好きなように動かせるよーってこと。
この時点でグッときた人は今すぐ予約だ。 

この先、作ったものをYouTubeツイッターにアップしたり、ダンボールの型紙をPDF化してウェブ上で配布したりする人が出てくるだろう。万人がハマるとは思えないけど、ハマればどこまでも行ける。

 

Toy-Conガレージに触ってみた

このメニューは撮影禁止。
スタッフさんの指示のもと、先程作ったリモコンカーの制御を変えて、違う方法で動かしてみましょうという内容でした。
タッチパネル上で「こうすると」→「こうなる」をつないでいくので視覚的にも分かりやすく、任天堂のノウハウがふんだんに発揮されてる。

子供向けのプログラミングアプリケーションだとマサチューセッツ工科大学が作った「scratch」が有名だけど、あれよりシンプルだし、成果がリアルなモノの動きで表現されるので特に低学年には分かりやすいかなと思いました。(わたしが知らないだけで、他にも良いものはたくさんあるんだろうなあ)

 イベントでは、指示に従って操作するうちに、「コントローラーをぶんぶん振ると動くリモコンカー」のできあがり。子供たちみんなでぶんぶんしてレースや相撲をしました。
同じグループにいた高学年の男の子があっという間に仕組みを理解して、「おれリモコン振るの疲れたわ〜」とボタンを押すだけで動くように仕様変更してたのがよかった。ついでに音が鳴ってるし、いいなキミ!

 

プログラミング教育にどストライク

 話は変わりますが、2020年に教育要項が変わり、小学校でプログラミングが必修化します。
プログラミング教育導入の背景や目的については、文部科学省有識者会議のまとめがよく引用されています。

「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論取りまとめ)」(PDF)

 もっと詳しく読みたい人はこっちをどぞ

ざっくり要約すると、AIが進化してるし、人間ならではの創造的な問題解決ができるようにしないとねってこと。
そのためにも、スマホや家電などのコンピューターが「魔法の箱」じゃなくて、小さな処理の積み重ねでできてるんだって分かってもらうことが必要だと考えられている。

 詳細の是非はさておき、この「小さな処理の積み重ね」を実感するのにニンテンドーラボちょうどいいじゃん、と感じた次第です。

上記の資料には、小学校における各教科の中でのプログラミング教育の実施例もあるのだけど、特に以下のあたりがまんまニンテンドーラボで体感できてしまう(文章は要約してます)。

  • 理科:電気製品にはプログラムが活用され、条件に応じて動作していることに気付く
  • 音楽:創作用ツールを活用して音楽をつくる
  • 図工:表現物をプログラミングを通じて動かすことで、新たな発想や構想を生み出す

 2016年の資料なので、ニンテンドーラボ開発の皆さんも目を通しているはず。 親御さんがPCに馴染みのない家庭でも手に入れやすい装置でプログラミングを体験できる意義は大きい。

小学校低学年の親であるわたしの見た限りだとプログラミング教育に対する盛り上がりってまだ一部と感じるけど、「まだるっこしいんだよォ!みんなで楽しくやらなきゃ意味ねえだろう!!」という任天堂の本音と本気を見た気がします。さすが、Windows95より前にマリオペイントを発売した任天堂だ。

余談だけど、わたしの周りには、フルタイム勤務でも「機械は苦手なの〜」ってガラケーを使ってるようなお母さんもそれなりにいて、でもお家にはSwitchがあったりする。

 

そういうわけで発売がとっても楽しみです

以上、NINTENDO LABO CAMPに参加して感じたことレポートでした。
ちなみにうちの7歳児は、体験した中では釣りのToy-Conがいちばん面白かったそうです。わたしとしては、この人やその友達がどんなものを作るのか楽しみだし、わたし自身もあれこれ作りたくてしょうがない。

たとえばギター。


イベントでもギターのデモを見せてもらったんだけど、ニンテンドーラボにギターを作れるキットはない。説明動画くらいはソフトについているかもしれないけど、どうやったらギターを作れるかは、自分で考えてねってことなのだろう。サイト上にラケットをギターにしてる写真があるように、形も好きなようにしてねと。


ならば、わたしがやるべきことはひとつだ。f:id:sayakaloe:20180222183421j:image

こんな感じの、戦闘力が高そうなギターを作るしかないではないか。だってアル中だもの。メリアン!!
ギターの写真集を見ながらニンテンドーラボの発売を待つとします。

あと、今更言いにくいけどSwitch持ってない……まずそっちを買わねば。